オーガニックの定義
オーガニックとは「有機的な」という意味で、農薬や化学肥料を使わずに農作物や植物などを作ることをいいます。
オーガニックと呼ばれるようになるには、
・化学合成農薬を使わない、
・化学肥料を使わない
・遺伝子組み換えではない
・栽培地は、過去3年以上化学合成農薬や化学肥料を使っていない
などの条件をクリアし、特定の機関から認証される必要があります。
オーガニックコスメとは?
上記の様な無農薬有機栽培の植物原料を主体にして製造された化粧品、化学的な成分を全く使していない、
またはごく少量のみ使用して作られた化粧品の事を日本国内ではオーガニックコスメ、
海外ではナチュラルコスメティックといいます。
オーガニックコスメの法的な定義や世界的に標準化された基準は存在していませんが、ヨーロッパでは基準が定められており、
使用されている原料が本当に有機栽培がどうかなどを認証する為の機関がいくつもあります。
特に環境先進国ドイツでは、安全なオーガニックフードへの関心が広まった後、
化粧品についても同様の安全性が求められるようになり、優秀なオーガニックコスメブランドが数多く存在します。
日本のオーガニック認証機関は農林水産省の有機JAS認定がありますが、これはあくまで食品に対しての認証です。
「オーガニックコスメ」の認証は存在せず、その基準もあいまいです。
国際的な基準に沿って添加物を全く使用しない、植物原料を主体にするなど、自主的に徹底的な措置を行っている
企業もありますが、オーガニックコスメの基準を満たしていないものがオーガニックと呼ばれている事もあります。
つまり、「オーガニックコスメ」の認証が存在しないため、どんな化粧品でも製造者が「これはオーガニックコスメです!」
といえばオーガニックコスメになってしまうのです。
オーガニック認証について
世界には「オーガニック製品であると証明する」機関が各国にあります。
ドイツ、フランス、オーストラリアなどでは、オーガニックの基準を国家レベルで監視しており、
その厳しい審査基準を通ったブランドやアイテムだけが、オーガニック認証を受けることが出来ます。
当サイトに掲載されている製品が受けている主な認証についてご紹介します。
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| ★ | 自然からの成分にたいする厳しい基本要求をすべて満たしているが、オーガニック認定生産の素材が70%未満 |
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| ★★ | 素材の70%以上がオーガニック認定生産から、またはEUエコ指令の基準にしたがって認定された野生種の栽培から由来している。 |
| ★★★ | 素材の95%以上がオーガニック認定生産から由来している。真のオーガニック化粧品であることを示している。 |

ドイツのナチュラルコスメティックのガイドラインです。
環境に対しての影響、有機栽培原料などを審査しています。ドイツを代表するエコメーカーが中心となり、ガイドラインを制定し、第三者機関にチェックを依頼し認定しています。
特徴的なのは、「エココントロール」は他の機関と比べて、「効果が皮膚科学的に確証されている」という項目が追加されていることです。

1991年にフランスで設立され、世界50ヵ国以上の国で認証を行っている世界最大の国際有機認証機関です。
世界でもっとも厳しいオーガニック認定基準とも言われ、成分だけでなく容器リサイクルや製造過程に関しても審査されます。
また、一度認定を取得しても、1年に1度の検査を受けなければ認証を継続する事ができません。

2002年に設立されたエコサートの化粧品に特化した認証です。
原材料、製造方法、添加物、パッケージなどに関する厳しい認定基準をクリアしたオーガニック製品である事を保証する認証です。









































